DIYで人気のツーバイ材ですが、僕は基本的にはツーバイ材を使用していません。
なぜDIYで人気のツーバイ材を使わないのか、また、どういったときにツーバイ材を使用しているかを紹介したいと思いますので、良ければ参考にしてみてくださいね。
なぜツーバイ材がDIYで人気なのか?
僕がDIYで、ほとんどツーバイ材やワンバイ材のバイ材を使用しない理由を説明する前に、なぜDIYでバイ材が人気なのかを簡単に説明させていただきますね。
・木材の値段が安い
・様々なアタッチメントがある
それでは、これらについて簡単に説明するとツーバイ材などのバイ材は柔らかく軽いのでDIY初心者でも扱いやすいと言われ、ホームセンターなどでも簡単に手に入り広く流通しているのでコストも安くなっています。また、ソーフォースブラケットやディアウォールなどのバイ材専用の様々なアタッチメントが売られているので、組立なども容易な点がバイ材がDIYで人気の理由になります。
バイ材を使用しない理由
前述したDIYでバイ材が人気の理由を見ると使用しない理由がないと思いますよね?
では、なぜ僕がDIYで人気のバイ材をほとんど使用しない理由はというと、次のようにまとめてみました
・コストは工夫すれば下げられる
・そもそも木目が好みではない
それでは、これらの理由について詳しく説明させてもらいますね。
バイ材だけでは仕上がりが限られてくるから
バイ材だけでは仕上がりが限られてくるとは、バイ材だけでDIYした作品は、バイ材の規格サイズのみで組み立てるので、デザイン性に乏しい作品となって同じような作りになってきます。また、バイ材の場合、板の厚みはワンバイ材で19㎜、ツーバイ材で38㎜と限られた厚みで作らないといけないので、希望のサイズの木材を選んだ方がデザインの幅は広がりますよね。
では、必要な時に希望のサイズを必要な箇所だけ違う木材を選べばいいと思われるかもしれませんが、僕がバイ材を基本的に使用しない一番の理由が、違う木材を選ぶならバイ材を最初から使う理由がないからです。
なぜならバイ材はアメリカ規格のサイズになるので、バイ材にないサイズを使用するということは尺貫法の日本の規格になると思うので、初めから尺貫法の規格のサイズを使用していると他のサイズとも組み合わせやすいからです。
アメリカ規格とか尺貫法とか意味が分からない方はこちらの「DIYでの木材の選び方とは?」の記事をご覧くださいね~
コストは工夫すれば下げられる
僕は、基本的にコストを重視しているわけではないですが、コストが安い木材はバイ材だけではないので、用途によっては荒材などコストの安い木材を使用したり、設計方法によってはバイ材だけで作るよりも材料費を抑えることも可能なので、バイ材にとらわれていません。
ちなみにホワイトウッドの間柱にいたっては、バイ材にも使用されている同じ樹種で規格サイズが違うだけで値段もあまり変わりませんよ。
そもそも木目が好きではない
これは完全に好みの問題なので、飛ばしてもらって構いません!笑
僕は木目で仕上げる場合は、いつもブライワックスのジャコビアンを塗っているのですが、単純にブライワックスを塗ったバイ材の木目が好みではないので、いつもブライワックスを塗るときは基本的に杉材で仕上げるようにしています。
DIYでバイ材を使用するとき
僕は、今住んでいる部屋をいろいろとセルフリノベーションしたり家具やインテリアをDIYしてきましたが、バイ材を使用したDIYは数えるくらいしかありません。
では、具体的な例を挙げると
・壁掛けテレビのふかし壁の見切り材として(1×4材)
ソーホースブラケットの記事が気になる方はこちらからどうぞ
次にふかし壁の見切り材としては、単にホームセンターで希望のサイズが売り切れていたので、希望のサイズに近いものを購入して希望のサイズに切断しました。希望のサイズが売っていれば購入することはなかったものになります。仕上げは白のペンキで塗装したので、木目も気にする必要はなかったので丁度よかったです。
壁掛けテレビテレビボードの記事が気になる方はこちらからどうぞ
BOSSCOのDIY方法
では、僕がいつもどのようにDIYしているのかを簡単に紹介させてもらいますね。
僕がDIYで基本的に使用する木材は35㎜角の野縁と杉板やラワン合板などの板になります。
野縁とは天井板を貼るための下地になりますよ~
35㎜角の野縁で脚にしたり下地を組み、組み上げた下地に杉板やラワン合板などの板を貼って、塗装したり壁紙を貼ったりして仕上げています。
これらも全て35㎜角の野縁で下地を組み、板を貼って仕上げています。
野縁は完全な下地に使うときは安い荒材を買ったり野縁を塗装するときはプレーナー材を使用して使い分けたりしています。
角材で下地を組んだり脚にしたりすることで理想のサイズで作れるのでおススメですよ。
皆さんも良かったら参考にしてみてくださいね。