飲食店の事務所として使用されていたところをセルフリノベーションで西海岸スタイルの部屋にするため解体作業から始めていきます。
セルフリノベーションの手順についてはこちらを参考にしてくださいね。
ブログを始める前にセルフリノベーションしたので写真はあまり残っていませんが、解体に必要な道具や解体の手順や体験による注意点や失敗について記事にさせていただきますので、皆さんの参考にしてみてください。
解体に使用した道具・工具
解体に使用した道具・工具についてまとめると
・のこぎり
・ディスクグラインダー
・インパクトドライバー
・包装用フィルム
・ガラ袋
新たに購入したものは、90㎝のバールのみでその他のものは持っていたものです。
バールは小さいものもと大きいものがおった方が作業がスムーズになりますよ。
ディスクグラインダーはどうしても外れない時など打ち込まれている釘ごと切断するときに使用しました。
ハンディタイプの包装フィルムはラップと同じでくるくる巻いて伸ばしてちぎるだけで、解体した長い木材をまとめることが出来るのでとっても便利です。解体したゴミは運び出さないといけないので、板物と長物を分けて置いていくなど運び出すことも考えて作業するとスムーズですよ。
ガラ袋は解体したゴミを分別するために使用します。僕の地域ではゴミの内容によってゴミの量(㎥)に対する料金が変わります。石膏ボードなどの産廃は高くなるので木材などとまとめて袋に入れると処分代が高くついてしまいます。ですから、木材は〇㎥、石膏ボードは〇㎥としてゴミを出した方がいいですよ。普通の家庭ごみの範囲外のゴミについては地域の指定業者に引き取りに来てもらうか、廃棄所に持っていく必要があります。
㎥(リュウベイ)とは、立方メートルの事ですよ。
1㎥(立方メートル)=長さ1m×幅1m×高さ1mになります。
解体作業の注意点!
西海岸スタイルの部屋にセルフリノベーションする間取りが決まればすぐに解体に取り掛かりました!僕は、解体作業の経験はあるので特に心配なく解体作業を迎えましたが、解体作業前に注意する点があるのでまとめると
・電気・ガス・水道は止めてから
・近隣へのあいさつ
・傷・汚れ防止の養生
詳しく説明していくと
安全な服装・防護
当然のことですが、解体作業をするときは安全な服装と必要な防護をして作業をしないと怪我をする可能性があります。
解体すると釘がついたままの木材がたくさんでますので、木材を運ぶときに引っ掛けて怪我をしたり天井の解体作業やディスクグラインダーなどを使用するときには目にゴミが入ったりするので、怪我をしないように安全な服装・防護は必ずしましょう!
安全な服装は靴にも気をつけてくださいね。僕は以前、スニーカーで作業をしていて釘が上を向いて飛び出している木材を踏んで釘がスニーカーの底を突き破って足の裏に刺さった経験があります!
電気・ガス・水道は止めてから
近隣へのあいさつ
傷・汚れ防止の養生
想像以上に埃やゴミが出たり物を落下したりすることもあるので。
セルフリノベーション解体作業
間取りの赤枠部分が今回の解体作業の範囲になります。
解体範囲は広くないですが、大きなキッチンと奥にもミニキッチンが設置していました。あとはキッチンの壁になります。大きなキッチンは出来れば再利用したいので、出来る限り綺麗に解体して取り外すつもりでした。上吊りのキッチン収納棚も綺麗に取り外して別の用途に再利用できればいいなと考えていました。
費用を抑えるのに必死ですね。
解体作業の手順を簡単に説明すると次の手順で進めるといいと思いますよ。
・壁を解体する
・壁の下地を解体する
・ゴミの分別・処分
ネジ・ビスで外せるものは外す
僕の場合は奥のミニキッチン、大きなキッチンはIKEAのキッチンのようですが、キッチンの天板も収納棚も全てビスを外すだけで取り外すことが出来ました。
キッチンの天板は綺麗に外すことが出来たので再利用出来そうです。
こんなに綺麗に外れるとは思っていなかったので、キッチンの購入をしなくてよくなり大変助かりました。
キッチンも購入すると高いですからね。
壁を解体する
キッチンの解体・取外しが終わったので、続いて壁の解体になります!
キッチンの解体がスムーズに出来たので壁の解体もハリきっていきましたが、この部屋の壁は石膏ボードではなく12㎜の合板で造られていたので解体するのに少々手間がかかりました。
石膏ボードだと簡単に穴が空くので壁を簡単に剥がすことができますが、12㎜の合板だと壁に穴を空けることが出来なかったのでバールをこじ入れて壁を剥がしていきました。
解体したい場所以外をバールのテコの支点にすると傷がつくので注意してくださいね。
壁の下地を解体する
壁を解体したら壁の下地が出てくるので、壁の下地をバールを使って解体していきます。
壁を解体していくと途中で壁の下地が出てきて一気に壁ごと解体したくなると思いますが、ゴミの処分に大きなトラックを用意していない限りは我慢してくださいね。
搬出する際に細かく解体することになるので下地が残っている方が全体的に解体しやすいと思いますよ。
▲解体途中
▲解体後
ゴミの分別・処分
解体したゴミを長物の木材と板物の木材とそれ以外に分別してゴミを搬出しやすいように包装用フィルムなどを使用してまとめました。
セルフリノベーションをしていくとゴミは増え続けますが、今後の作業スペース確保のためにも解体したゴミは処分することしました。
僕はトラックや大きな車がないので、ゴミの処分は回収業者さんに依頼しています。
解体の翌日にゴミの回収業者さんに来ていただくようにお願いしていたので、余った時間でタイルカーペットを全て剥がして、翌日には全て処分してもらいました。
廃材回収費用は25,000円ほどだったと思います!
解体作業後に気付いた失敗!
解体作業での失敗ではありませんが、解体作業がスムーズに終わりゴミをまとめて持って帰ってもらおうとタイルカーペットを先に剥がして処分したのが、今回の失敗の一つです!
タイルカーペットは簡単に剥がれますが、ベタベタする粘着性のあるピールアップボンドというものが使われています。剝がすと床がベトベトし、足の裏に糊がついて歩く場所をどんどん汚していきます。この床では資材を置くことも出来ません。
この時点で床の仕上げ材を決めておらず、決まっているのはおおよその間取りだけです。
本来、床の仕上げは最後に施工するのが通常です。
床を最後に仕上げないと傷ついたり汚れたりするので床は最後にリフォームするのが通常ですよ。
床はベトベトしますが、当初予定していた通り次の作業を始めることにしましたが、次の作業をしていると床がベトベトしすぎて資材が汚れないようにブルーシートを敷いて作業するなど非常に作業効率も悪く、靴の裏も糊でベトベトになってしまいました。
そこで、作業を中断してピールアップボンドを除去することにしました。
ピールアップボンド(タイルカーペット糊)の除去
この時点では、床の仕上げ予定だったフロアタイルの柄も決まっていませんし、間仕切り壁の位置も決まっていませんし、フロアタイルを貼るときには業者の方にお願いするつもりだったので、糊のベタベタが除去できればいいだけと簡単に考えていました。
フロアタイルは専用の下地調整剤を塗るとフロアタイルは貼れますよ。
ピールアップボンド専用の剥離剤があるようですが、ある程度マシになればいい程度だったので自力で何とかしてみることにしました。まずディスクグラインダーを持っていたのでディスクグラインダーのワイヤーカップを購入し一気に糊の除去をしていくつもりでした!
すぐに糊でワイヤーカップが詰まって糊が除去できませんでした。
ディスクグラインダーで上手いこといかなかったので、スクレイバーを購入し手作業で削っていくことにしました!が、すぐに断念しました!
除去することは出来、費用も掛かりませんが途方もなく時間がかかります!
少しマシになったのですが、やはりベタベタは残り綺麗に除去は出来ません。
▲ポリッシャー洗浄前
▲ポリッシャー洗浄後
というわけで、急遽床の仕上げを考えることにしたのです。
タイルカーペットを先に処分しなければ良かっただけですね。
無駄となった費用は約6,000円ほどと無駄になった時間はホームセンターに行ったり来たりポリッシャー洗浄したり約3日です!
次回のセルフリノベーション
次回は床の仕上げをモルタル仕上げにすることにし、モルタル防水保護塗装をセルフリノベーションすることにしましたので、良かったらご覧ください。