僕が住んでいる西海岸をイメージした部屋に合うようにベッドをDIYしました。
お手軽!おしゃれ風!なパレットベッド(すのこベッド)の作り方をご紹介します。
なかなか、おしゃれっぽく出来てると思うんですけど!どうでしょうか?
構造面や強度面も考慮して簡単な構造に仕上がったと思いますので、皆さんも参考にしてみてくださいね。
ベッドをDIYした経緯
僕は初めからDIYするつもりだったわけではないのです。
引越しを機にベッドマットをクイーンサイズで厚みのあるものに買い替えることにしたので、マットレスに合うベッドフレームを探していました。
おしゃれなパレットベッドが欲しいと検討していましたが、どうしてもパレットベッドの木の幅の狭さが納得出来なかったんです。そして、すのこベッドで検索すると板幅が広いベッドがお手頃な金額で売っていましたが、クイーンサイズは種類も限られてきます。
気に入ったデザインでなかなかサイズが合うものがなかったので、売っていないから!という理由でDIYすることにしました。
僕も不安でしたが、ご覧いただいている皆さんもベッドをDIYするのは不安ですよね?
具体的に僕が不安に思っていたことは
・構造面の心配
・DIYするのは大変そう
これらの不安を解消してDIYしたのでご紹介させていただきますね。
しかし、ネットでお手頃な価格でお洒落なベッドが沢山あるので気に入ったデザインで自分のサイズが売っている!パレットベッドで十分!という方は、DIYするよりそちらで購入した方が安くていいかもしれませんね。
簡単におしゃれなベッドを作るための特徴
おしゃれなベッドをDIYするため、ベッドをDIYする不安を解消するために次のようなベッドをDIYすることにしたのでまとめると
・細かいサイズ・精度の高い切断は不要!
・簡単な構造で強度も安心!
・ビスやネジ跡が見えない
・簡単に組立・分解ができる!
パレットとすのこの融合!
横からみた構造はパレットと同じなので、簡単な仕上がりでもおしゃれに見え、ベッドに貼る板幅を広くすることにより通常のパレットベッドを作るよりビスやネジの本数も少なくて済みます。
細かいサイズ・精度の高い切断は不要!
ベッドヘッド部分以外はサイズを合わせる細かいサイズや精度の高い木材の切断が必要なく作ることが出来るので、ベッドの脚の長さを合わさないとガタツクなどということもありません。
簡単な構造で強度も安心!
ベッドをDIYするうえで心配になるのが強度だと思いますが、この作り方は90㎝の角材を横に置いたものを板で挟むので強度不足によりベッドの脚が折れてしまうなどもなく安定感があります。
脚の高さが決まっているのでお好みの高さには出来ませんけどね。
ビスやネジ跡が見えない!
ベッドは裸足で触れることが多いので、木材のささくれ等が出来るだけない状態の方がいいと思うのでビスやネジ跡が足に触れない構造にしました。
ビスやネジ跡は出来るだけ見えない方が見た目もいいですからね。
簡単に組立て分解できる!
ビスで固定しているだけなので簡単に組立て分解が出来ます。
ただ、かなり重たくなるので各パーツが出来たらベッドを設置する場所で組み立ててくださいね。
使用した道具・工具
おもに使用した道具は、こちらです
・インパクトドライバー
・メジャー
・ビスなど
・木工ボンド
・サンダーなど(紙やすり)
ホームセンターのカットサービスを利用すれば丸ノコがなくても出来ますよ~
材料・費用
まず最初に、僕のマットレスのサイズはクイーンになります。
下に一般的なマットレスのサイズも表にしたので、よかったら参考にして下さいね。
それでは、材料と費用から紹介します!
上の表に書いた材料以外に厚めのゴムシート(シールタイプ)またはフェルトシートも用意してくださいね。
材料費は、約34,000円となります。2000㎜の集成材が高かったので、他のサイズで作る場合は費用は抑えることが出来ると思います。
ベッドヘッドを付けない方は、ベッドヘッド部分の杉集成材は不要でホワイトウッドも長さが2000㎜を8本で大丈夫です。
僕が使ったものを書いているだけなので、別に木材の種類はなんでもいいですよ。
柱材も節があったりしてもいいので安いのを探して下さいね。
ギシギシと音が鳴らないために、ゴムマットは厚めを選んでください!
パレットベッドの作り方
ブログを始める前にDIYしたので、作業工程の写真がありません。
今回の作り方はベッドの高さが決まってしまうので皆さんはお好みの高さに応用して作ってくださいね。それでは、作り方を説明していきますね。
作業➀ 柱材(土台部分)のカット
まずは、図の赤丸部分を用意します。始めに2000㎜の柱材を16等分に切断します。
1本125㎜になりますが、ただの土台になりますし、あまり見えないのでそんなに神経質にならなくても大丈夫ですよ。
90㎜の角材はお持ちの丸鋸では1回で切断できないこともあると思いますので、裏返して2回切断してくださいね。2回切断すると丸鋸の歯の跡が残り、切断面が綺麗ではなく気になりますよね。そこで、見なかったことにします!
作業② ホワイトウッド(土台部分)のカット
つづいて、ホワイトウッドを切断して赤枠部分を用意します 。ホワイトウッドの長さはマットレスの長さを基準にします。
マットレスの長さが1950㎜なので、そこからベッドヘッドに使う杉集成材の厚み24㎜とベッドヘッドの下地に使うホワイトウッドの幅90㎜を足して2064㎜の長さに切断したものを8本準備します。
細かい数字は分かりにくいので2100㎜にしときましょう。
ここでも、神経質に切断する必要はありませんよ。
よくわからない方は、1本2100㎜のホワイトウッドを8本切断してください。
切断して余った材料はベッドヘッドで使うので置いておいてくださいね。
ベッドヘッドを付けない方は、マットの長さの1950㎜でいいですよ。
作業③ 土台部分の組立
次に作業➀②で切断したものを組み合わせます。
実際に作業するときは、後で説明する切断もまとめて切断したほうがスムーズに作業が出来ますよ。
切断したホワイトウッド2本と16等分した柱材4個の1セットを以下のように木工ボンドとビスで組み合わせていきます。これらを4セット組み合わせ作ります。
シングルベッドの方は3セットで問題ないと思いますよ。
そして、柱材の下になる部分にゴムマットを16か所(1セット4か所)貼ります。
これで土台になる部分の完成です。
作業④ ベッドの組立
出来上がった物をマットレスのサイズに並べていきます。
ベッドヘッドを取り付ける場合は、ヘッド側になる杉の集成材を出来上がった土台の端に合わせてビスで仮固定していきます。
次に足元になる部分の板を出来上がった土台から100㎜程出してビスで固定します。足元の板の位置が決まれば固定していきましょう!
次に残りの板3枚を等間隔になるようにビスで固定していきます。
この説明のサイズ通りにつっくた場合、50㎜間隔でのとりつけとなります。
ベッドヘッドを取り付けない方は、ヘッド部分と足元部分を土台から100㎜づつ出し、75㎜間隔で板を固定していきます。ベッドヘッドを取り付けない方は、これで出来上がりです。
板を土台から出して取り付ける理由は
・土台の切断面なども見えないので気にならない!
・おしゃれっぽくなるから!
ベッドヘッドを取り付ける方は、もう少しです。
作業⑤ 集成材(ベッドヘッド)のカット
つぎはベッドヘッドの作成です。まずは、お好きなベッドヘッドの高さを決めておいてください。マットレスに枕を置いた高さより高いほうが見た目がいいと思いますよ。
集成材の幅を丸鋸で45度に90㎜の幅で真っ直ぐに切断します。ここは丁寧に真っ直ぐ切断してくださいね。
次に、図のように必要な高さで切断してください。僕の場合は、高さは550㎜にして残りは棚に使いましたよ。
作業⑥ ベッドヘッドの枠組立
まだ切断してないホワイトウッドが2本残っていると思うので、それぞれ1820㎜に切断します。次に切断して余ったホワイトウッド4本を472㎜に切断します。
(よくわからない方は、ベッドヘッドの高さ-集成材の厚み-ホワイトウッドの厚み(2本分)となります。)
そして、上の図のように組み合わせます。
図の通りにすると1㎜の誤差が出るので調整してくださいね。
続いて、余ったホワイトウッド6本を571㎜に切断します。
そして、先程、組み立てたものに下の図のように組み立てていきます。
作業⑦ ベッドヘッドの組立
作業⑥で出来上がった枠組みに集成材を下の図のように組立てます。
ビスが飛び出ないようにビスの長さを注意してくださいね。
これで、ベッドヘッドの完成です。あとはベッドに完成したベッドヘッドを取り付けます。
僕は壁際に置いたのでビスで固定でしましたが、心配な方はボトルで固定した方が安心ですね。
ベッドヘッドにビス跡が見えない構造にしているので、ビス跡が気にならない方はもっと簡単な方法を考えてもいいかもしれませんね。
パレットベッドの完成!
最後にサンダーなどでやすりかけをして完成です。
僕は無塗装のままにしましたが、お好みで塗装をされたい方は組立てる前に塗装などをした方が作業がスムーズになると思いますよ。
いかがでしたか?DIYに慣れている方なら2時間あれば出来ると思いますよ。
今回のDIY以外にも僕の住んでいる部屋のインテリアやその他のDIYについてもいろいろ書かせてもらっていますので、良かったらご覧くださいね。
その後、LEDテープを貼って見たので、宜しければこちらの記事もご覧ください。