西海岸スタイルの部屋にするための長いセルフリノベーションもいよいよ終盤になる今回は、セルフリノベーションした壁をセルフリノベーションで塗装しました。
壁の塗装は石膏ボードへの塗装・壁紙を剥がしての塗装・木材への塗装とそれぞれの注意点や問題点について紹介したいと思います。
セルフリノベーションで壁の塗装の注意点とは?
セルフリノベーションで壁の塗装をすることにしました。
塗装は塗装する下地によって注意する点があるので、まとめてみると
・アク止め処理をする必要がある
壁紙をはがして塗装
・壁紙を綺麗にはがして下地処理をする必要がある
石膏ボードへの塗装
・石膏ボードは水分を含むので下地処理が必要
・なにもせず
ラワン合板部分の木材への塗装
・アク止めシーラー処理
はがした壁紙への塗装
・はがした後にそのまま塗装
石膏ボードへの塗装
・木材に使用したアク止めシーラー処理
木材部分への塗装
木材部分は石膏ボードの壁の一部にネジなどを効かすためにラワン合板の下地を入れている部分と杉板で仕上げている部分があります。
今回セルフリノベーションで壁の塗装をしますが、職人さんに壁紙を貼ってもらう場所にもラワン合板の下地があるので、壁紙を貼る場合も同様にアク止め処理が必要になります。
それぞれで塗装の方法も変えているので説明しますね。
ラワン合板への塗装
ラワン合板への塗装はアク止めのためにしっかりとアク止めシーラー処理をしています。
アク止めシーラーはホームセンターで購入したものになり、シーラーは水っぽく簡単に塗ることができ2度塗りしてから石膏ボードと同じように塗装しています。
詳しくは石膏ボードの塗装で説明しますね。
杉板への塗装
杉板は乾燥されていない生木の荒材になります。荒材なので木材のアクがより出やすいと思うのですが、アンティーク風に仕上げる予定だったのでそのままペンキで塗装しました。
刷毛を使用して濃淡をつけて塗っていくと、いい感じに仕上がりました。
1年経った今ではアクが出て少し茶色がかっているところもありますが、アンティーク風に塗装しているので気にはなりませんし、古びた感じでいい感じです。
アンティーク風に塗装するには、ローラーより刷毛の方がいい感じに仕上がると思いますよ。
はがした壁紙の上から塗装
杉板の壁の上の部分が壁紙をはがして白いペンキで塗装した部分になります。
壁紙は簡単にはがれるのですが壁紙をはがすと壁の一部に壁紙の裏紙が残ります。壁紙の裏紙が残っている状態で塗装すると裏紙が塗料を含みせっかく塗装した壁が浮いてはがれてくるので、通常は裏紙をはがしてから塗装をします。
裏紙は霧吹きなどで水を含ませて根気よくはがしていきます。
浮いてこなかった裏紙はそのままになります。
石膏ボードの上から塗装
塗装はシーラーを塗る前に養生をして床の防水塗装で使用したスプレーガンで一気に塗っていきました。スプレーガンはあっという間に塗装ができ本当に購入して良かったです。
シーラーが乾くと塗料を塗っていきます。こちらもスプレーガンで一気に!
店頭にない色でも沢山の色見本の中から選んだ色を調色してくれるので、オススメですよ。
セルフリノベーションで壁の塗装した結果
板壁、壁紙をはがして、石膏ボードの上からとセルフリノベーションを通していろいろな状況で塗装しましたが、塗装は下地の処理が大事だということはよくわかりました。
ただ、そこまでの仕上がりを望んでいないであれば、あまり神経質にならなくてもある程度は問題なく塗装することは可能でした。
ターコイズブルーの壁は綺麗に仕上げたかったので下地処理を丁寧にしたので、想像通りの出来に満足しています。
また、改めてセルフリノベーションで壁を塗装するのが最も気軽に部屋の印象を変えることができるんだなと実感したので、皆さんも是非DIYにチャレンジしてみてくださいね。
次回のセルフリノベーション
壁の塗装後、クロス屋さんに壁紙を貼ってもらい全ての作業が完成しました。
残す作業はリフォームシートを使ったリメイクと補修作業のみになりますので、ご覧ください。